早生まれの子を持つママ、七五三はいつやるか決めていますか?
我が家も3月生まれの娘がいますが、2歳の誕生日を迎え、もう来年は七五三かぁと思っていたところ、ふと疑問がわきました。

あれ?早生まれの子は七五三も他の同学年の子に合わせて早くやるのかな??
学年は関係ないと思いつつ世間はどうなのか気になったので調べてみると、ご家庭によって様々で正解はありません。
そうなるとどっちにしようかますます迷ってしまいませんか?
それぞれメリットデメリットがありそうだったので、「数え年」でやった我が家の体験談とともに紹介します!
女の子の体験が中心になりますが、男の子にも関係する部分があると思うので、早生まれの男の子ママも参考にして素敵な七五三の思い出を作りましょう。
七五三ってなに?いつやるのが正解なの?

七五三は古来の「髪置の儀」、「袴着の儀」、「帯解の儀」に由来し、それぞれ3歳男女、5歳男子、7歳女子が行うお祝いの儀式です。
こういった年齢に関する儀式は昔は「数え年」で行うのが正式でした。
しかし、現在私たちが使っているのは満年齢で、七五三に関しても最近では満年齢で行うのが主流になってきているようです。
ただ、地域や家系によっては数え年でやるものだというところもまだまだありますよね。
「満年齢」と「数え年」どちらが正解ということはないので、それぞれの事情で決めれば問題ありません。
特に3歳は満年齢で行うのが一般的
特に3歳の七五三は風習等が関係しない場合、満年齢で行われることが多いようです。
なぜなら、厳密に3歳の七五三を数え年でやる場合、12月生まれだったら1歳11ヵ月で行うことになってしまいます。
早生まれの子だけを考えても2歳8~10ヵ月で七五三をやることになりますね。
着物を着てお参りをすることを考えたとき、あまり小さいと親も子どもも負担が大きく、満年齢で3歳を過ぎてからというのが一つの目安になっているのかもしれません。
また、3歳だとまだ未就園児の場合も多く、学年を気にしたり、お友達と一緒にという感覚がないからかもしれませんね。
我が家が数え年を選んだ5つの理由
特に満年齢で行われることが多い3歳の七五三ですが、それでも我が家が数え年での七五三を選んだ理由を紹介します。
1.伝統的な着物を着せたい
女の子の着物っていろいろありますよね!
フリルやレースがついたものや、現代的な柄のもの、色もパステルカラーなど様々です。
女の子は服の好みが出てくるのが早いですよね。
7歳ではきっと自分で着物を選ぶだろうし、3歳のときだけでもママの好みで選ばせてほしい!
でもせっかく着物を着るんだから、日本人形みたいな伝統的な色柄を着てほしいというママも多いのではないでしょうか?
1年後にはきっと好みが出てくると思ったので、数え年を選びました。

翌年の後撮りでは、見事にパステルピンクとグリーン、レース&フリルたっぷり、大きなリボン付き!の着物を選んでいたので、1年前にやっておいてよかった~

2.トイトレが終わっていないほうが楽
我が家は3歳になるまでとくにトイトレを頑張るつもりはありませんでした。
トイトレが完璧に終わっていればいいですが、慣れない着物で、絶対汚してはいけないと思うと何度もトイレに誘ってしまい、お互い大変だろうなと思います。
着物を着てトイレに行くことを考えると、オムツのままのほうが楽だなと考えました。
着物をレンタルする場合は会社によってはオムツが外れていることが条件というところもあると思うので、要チェックです!

スタジオアリスはオムツでも大丈夫でした!お店によっても違うかもしれませんので確認してみてくださいね~
3.被布は小さい子ほどかわいい?
3歳の七五三では女の子は被布を着ます。
とにかく期間限定の可愛さですよね。
やはりあまり大きくなってしまうと可愛さ半減かなと思い、数え年を選びました。
しかし、小さめの子だと、身体に合う着物がない可能性があるので、その点確認する必要がありますね。

翌年の後撮りで被布を着ましたが、結局2歳でも3歳でもかわいかった!!当たり前!(笑)
4.チャンスが来年にもある
これは儀式と考えると邪道なのかもしれませんが、万が一うまくいかなかったらまた来年行えばいいやと思っていました。
「前撮りもうまくいったし、数ヶ月後の本番でも当然大丈夫」と思っていたら、急に着物を着たくないと断固拒否って事も子どもならあり得ますよね。
来年もチャンスがあると思っていれば余裕をもって対処できそうですが、そうじゃないと無理強いして悲惨な結果になりかねないと思ったので、自分の余裕のためにチャンスを残しておきたかったんです。
5.自由の利く育休中に行いたかった
最後にそれぞれの家庭の都合です。
我が家の場合、自由の利く育休中に済ませたいということもあり、数え年を選びました!
私は平日なかなか仕事が休めないので、子どもの体調や天候によって時期がずらせるよう、育休中に済ませました。
レンタル着物や当日依頼したカメラマンさんの撮影料も平日だとお得ですし、人気の着物も平日は空いていたり、神社も空いていたりと平日に行えるとかなりお得ですね!
例えば以下のような事情がある場合は、家庭に合わせて都合よく満年齢と数え年を使いわけましょう!
- 上に兄弟がいるので、その子と合わせて行いたい
- 来年は仕事が忙しくなるから、今年のうちにやっておきたい
- 今年は妊婦で大変なので来年にしたい
当日の娘の様子と気を付けたこと

では、実際数え年でやってみて、娘の様子はどうだったのかご紹介します。
【前撮り】7月(2歳4ヵ月)
スタジオアリスで7月までに撮影すると11月の平日レンタルが無料だったので、なるべく遅くして7月下旬に前撮りをしました。
着物とドレスを1着ずつ選び、どちらも嫌がることなく撮影できましたが、七五三撮影だと小物を使った撮影も多いのでそこがクリアできるかどうかは微妙なところです。
傘を持ったポーズを取りたかったのですが、なかなか重く、それを持ちながら視線は斜め上など指示されたことをやるのが2歳児には大変でした。
でもスタッフさんのおかげで奇跡の一枚を取ることができました!

撮りやすいけど写真映えするポーズや、希望のポーズを事前に打ち合わせしておくとスムーズですね。
【お参り】11月(2歳8ヵ月)
当日はとにかく着物を着る時間を短くして、子どもの負担を軽くすることを第一にしました。
- アリスから最寄りの神社を選択
- 着物を着てから脱ぐまで2時間以内
- ショッピングモール内のアリスを選び、着物を脱いでそのまま昼食
参道はなるべく抱っこで疲れないようにしていましたが、草履でもしっかり歩くことができ、お参りの間も神主さんの祝詞をよく聞いていてびっくりです。
当日の詳しい様子やタイムスケジュールは別記事にしますので、あわせて読んでいただければと思います。
【後撮り?】翌年10月(3歳7ヵ月)
翌年アリスで年賀状撮影をしたとろ、3歳だったので七五三撮影も勧められました。
昨年撮影済みでも問題ないとのことだったので、比較のため同じ構図で撮ってもらうことに!
昨年も十分しっかりしていると思っていましたが、やはり1年経つと同じ傘のポーズでも1回で目線も笑顔もばっちりな絵が撮れたので成長に驚きです。

初々しさやあどけなさは昨年には勝てないので、どちらも撮れてラッキーでした!
大切なのは家族それぞれの気持ち
七五三の目的は子どものこれまでの成長に感謝し、これからの健やかな成長を祈願するというものです。
これさえ忘れなければ、あとはご家庭の決定が正解です!
11月にこだわる必要もないし、ケガや病気等で出来なかったら満4歳でやってもいいし、世間体にとらわれず、家族それぞれの気持ちに配慮した選択をしたいですね。
子どもの気持ち
まずは子ども第一に考えなければならないのは当然ですね。
数え年で行う場合は特にです!
成長段階や性格はその子によって様々なので、長時間着物を着ることが耐えられそうなのか、親の都合ではなく子どもの負担にならないことを第一に考えましょう。
祖父母や親戚の気持ち
七五三は地域やその家ごとの風習があるので、必ず事前に確認を取りましょう。
「そういったことにうるさくないから」と思っていても、特に数え年で行う場合は早めの連絡と、なぜ満年齢ではなく数え年で行うのか聞かれる可能性が高いので、説明できるようにしておきましょう。

我が家は伯母が満3歳の年にお祝いをくれたのですが、昨年行ったというと逆に遅れたことを謝られてしまったので、反省しています。
パパママの気持ち
七五三は子どもが主役ですが、子育てを頑張ってきた自分を誇らしく思う場所でもあると思います。
親族の意見も大事ですが、パパとママがきちんと納得できる選択をすることが大切ですよね。

七五三は大切な行事です!自分たちにとって最良の選択をして、家族みんなが笑顔いっぱいの思い出深い七五三が出来たらいいですね!
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